平均値と中央値

世帯貯蓄に関する以下のニュースを見た

世帯貯蓄、過去最高の1820万円 4年連続で増加 <東京新聞>
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201705/CK2017051702000115.html

この記事の中で、「平均値」と「中央値」が紹介されている。統計学の初歩的な教科書を読んでも、分布に偏りがある場合で、平均値がその集団の実態を代表するのにふさわしくない場合は、中央値など別の方法で集団の代表を示すのが望ましいと記載されている。この場合は、中央値の方が日本の世帯貯蓄額を代表しているといえそうだ。
紹介している記事は時事通信が書いたものだが、ここは平均値と中央値を両方紹介しているからよいと思った。この記事の内容で平均値しか紹介していないものは、統計学の基礎をわかっていない記者が書いたとしか思えないから。

ちなみに、この調査の親元となる、総務省のデータを見ると、しっかり世帯貯蓄額の「分布」が載っている。これが今の日本の実態なんだろうなぁと思うばかり。

家計調査報告の概要 総務省統計局
http://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/pdf/h28_gai2.pdf

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