海外での支払いにとても便利でお得なカード
当ウェブサイトの管理人は、紆余曲折あって 2023年9月から国外に勤務しています。
今まで短期で出張があった場合などはクレジットカードを使っていましたが、クレジットカードは外貨の支払いではそれなりのマージンを取られてしまいます。FX市場では1ドル140円だったのに、あとで請求書を見たら1ドル150円で計算されていた、みたいなことです。
短期の出張で大した買い物もしないのならまだしも、一定期間外国に住み続けるとなるとかなりの出費となってしまいます。そもそも、今思えば短期の出張でも、それだけのマージンを取られてしまっていたのはもったいなかったと思います。
色々調べて今回管理人が見つけたのが Wise カードです。
クレジットカード・デビットカードとして使えるだけでなく、通貨の交換レートがかなり良心的です。しかも、通貨を交換したい、安いタイミングで交換することができます。
日本国内にいても、外貨で決済をしたい場合などには一般的なクレジットカードよりもお得に取引できます。(当然ですが、為替の変動によります。でも為替変動が小さい場合は明らかにお得です。)
今回、かなり色々な方法でこの Wise カードを使ってみましたので、今後外国への旅行・滞在・留学などのご予定がある方に実際の使い方や、使ってみてわかった制約などを少しずつ紹介したいと思います。
なお、当サイトから Wise カードのアカウントを作ると、最大75,000円の送金手数料が無料になる特典を得られます。こちらをクリックしてください。
Wise カードのメリット
実際にカードを作り3か月間、日本国内外で使ってみてわかったメリットです。
メリット
- 1 為替レートと手数料がクレジットカードより圧倒的にお得
- クレジットカードで支払うと、為替相場+10円の差額で決済されてしまいます。
- Wise だと為替相場との差額は数銭~数十銭。手数料は100万円に対して6千円程度です。(通貨によります。)
- リアルタイムの為替変動に対応しているので、為替相場との差額が小さいようです。(銀行などは1日1回しかレートを変えないので、急な為替変動に備えてマージンを大きく取っています。)
- 2 自動で為替のいいときに交換する機能がある
- 事前に設定した為替と金額で通貨を交換してくれます。寝ている間に為替変動があっても大丈夫です。
- 3 登録してすぐにクレジットカードとして使える
- バーチャルカードとして使えるので、Wise のアカウントを作ってすぐにオンライン決済などで使えます。
- 日本国内から日本国外への支払いで使えました。事前に支払いに必要な外貨に交換しておく必要があります。(交換しなくても日本円の残高があれば支払えますが、手数料が割高になってしまいます。)
- 現物のカードも作成できます。作成費用が2023年6月時点で 640円かかりました。
- 申込みから自宅に届くまで2週間くらいかかるので、旅行等で現地で使いたい方は早めに申し込みましょう。
- 4 デビットカードとして使える
- 旅行先等でデビットカードとして使えます。コンタクトレス決済にも対応しているのでかなり便利です。
- 口座内で現地通貨を所持していれば、現地のATMで現金を引き出せます。(ただし現地ATMの引き出し手数料が請求される場合が多いので要注意です。)
- 5 現地の銀行とお金のやりとりができる。
- 現地の通貨を持っていれば、現地銀行の口座にお金を送金することも、逆にお金を送金してもらうこともできます。
- 6 Wise 同士でお金のやりとりができる。
- 日本の PayPay のように、Wise を持っている人同士でお金をやりとりできます。
- Wise 同士なら小額でも手数料がかかりません。
以上のメリットのおかげで、今のところ1か月半、渡航先の銀行口座を開設せずに Wise だけで生活できています。キャッシュレス決済が普及しているからかもしれませんが、現金が必要になったのは 1回だけ(日本食を売っている店での買い物)で、しかもその現金も事前に Wise で現地 ATM から下ろしたものでした。
現地銀行からお金を振り込んでもらうこともできたので、給料などの受け取りにも使えるかもしれません。(未経験)
Wise カードのデメリット
当然ですが、Wise カードにもデメリットがあります。使ってわかったものを挙げてみます。
デメリット
- 1 口座に保有できるのは日本円で 100万円までです。(日本居住者の場合。)
- 100万円以上は 1か月で強制的に出金されます。その場合、出金手数料も 200円(2023年9月時点)取られます。
- 100万円以上所持している時点で、登録したメールアドレス宛に出金を促すメールが届きます。
- 強制出金されないように、必要以上のお金は入れておかないことをおすすめします。ちなみに、一時的(1か月未満)に100万円以上保持することは可能です。
- 2 支払い1回あたりの上限も 100万円です。(日本居住者の場合。)
- しかもその時の為替交換レートで100万円を超えるかどうか判断されるため、一時的な為替変動でギリギリその金額が支払えないという自体が稀に起きます。(支払い先に理由を説明し、分割払いにしてもらいました。)
- 3 スマホのデビットカード機能に対応していない(2023年10月時点)
- 日本で作成したカードの場合、スマホの非接触カード決済機能との連動がされていません。
- 4 数百万円以上をまとめて外貨にしたいときは手数料が割高
- そもそも100万円を超えて使うことを想定されていませんが・・・100万円分の外貨交換に対し Wise では手数料が 6千円前後取られます。
- 数百万円単位のお金を一度に交換したい場合、FX の現受(対応しているFX会社)→銀行の外貨口座に出金→海外口座等に送金 とした方が手数料が安くなる可能性があります。証券会社や銀行にもよると思いますが、現受手数料、外貨受取手数料、送金手数料で最安1万円くらいでしょうか。
まずはアカウントの作成・会員登録を
アカウントを作成しておけば、すぐに外貨交換やバーチャルカードでの海外への支払いなどができるようになります。すぐに旅行や転勤の予定が無い方も、予め会員登録しておくといざというとき安心だと思います。
会員登録に必要なものは以下のとおりです。
- 登録メールアドレス
- スマートフォン(SMS認証が必須)
- 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード等)
会員登録の方法は次の公式サイトからもご確認いただけます。
流れに沿って進めればいいので、とても簡単です。
Wise(ワイズ)の使い方:ステップバイステップガイド
なお、当サイトから Wise カードのアカウントを作ると、最大75,000円の送金手数料が無料になる特典を得られます。興味がある方はこちらをクリックしてください。
管理人の経験上、このような特典は銀行やカード会社の成長期だけ受けられるものだったりするので、ぜひ特典を受けられるうちに会員登録してみてください。
会員登録するところまではお金がかかりませんが、それ以降の操作(入金・海外送金等をして本人確認をする)はその分のお金がかかります。管理人は最初 1000円だけ入金してアカウントを作りました。