日本人3,554人のゲノムを解析した結果が公表される。日本人のルーツが解明されるか?

東北大学、岩手医科大学および日本医療研究開発機構の研究チームが、3,554人分の全ゲノム解析を行い、その結果を公表した。

【プレスリリース】日本人3,554人分の全ゲノムリファレンスパネルを作成―日本人を対象とするゲノム医療に大きく貢献― 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構
http://www.amed.go.jp/news/release_20170718-02.html

リンク先の日本医療研究開発機構のウェブサイトには、このゲノムの解析結果や既知のゲノム解析結果とを比較していて、とても興味深い。
特に興味を引いたのは、今の日本人のゲノムは、中国やベトナムのゲノムとは少々異なるということだ。使っている言語の共通性からすると、我々の祖先はモンゴル-朝鮮半島から日本へと渡ってきたのではないかと漠然と思っていたが、今後モンゴルや韓国のゲノムとの比較結果も楽しみである。

それと、わずかながら東日本・中日本・西日本で同じ日本人の間にもゲノムの差がみられる。つい百年前までは日本国内の移動も容易ではなかったことを考えれば、ゲノムに地域差が生まれるのは当然の結果なのだと思うが、これも同じ日本人のグループ内にどのような系統の違いがみられるかで、日本人のルーツがより詳細にわかるかもしれない。

コメントを送る / Send your comment

メールアドレスが公開されることはありません。 / Your e-mail address will be kept private.