機械式計算機(タイガー計算機)

タイガー計算機2機(アイキャッチ)

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本当は計算尺の解説記事の続きを書きたいのですが、なかなか時間が取れません。
記事ひとつ書くのに、図の準備も含めて最低3時間くらいかかってしまうので、本当に忙しいときは全く更新できません。

ひと月全くウェブサイトを更新しないのもよろしくないので、個人で所有しているタイガー計算機の紹介でも。

タイガー計算機(タイガー手廻計算機)は機械式計算機の一種で、歯車を回すことで四則演算をします。
右側にあるハンドルを回して加算・減算を行います。
手前にあるレバーを横にずらし、桁を切り替えることで掛け算や割り算もできます。
タイガー計算機では、例えば 5 × 12 は、5 を 12 回足す操作として計算を行います。

上の写真のような金属製のタイプは戦前からあるようです。
質実剛健な作りは、アンティークとしても見栄えがします。
残念ながら、私の所有するものは歯車が動きません。
いつか分解して修理したいものです。

上の写真のようなプラスチック製のタイプのものは、1970年頃までに製造されていたようです。
このあとすぐに電卓が普及するので、タイガー計算機としては末期のものだと思われます。
この計算機は、ヤフオクで出品者が動作保障なし3,600 円で売っていたのですが。運よくしっかり動きました。
おかげさまでタイガー計算機の使い方もわかるようになりました。

計算尺の使い方解説が完成したら、タイガー計算機の使い方も紹介したいと思っていました。
でも今は、詳しい記事を書いているサイトや YouTube での使い方の動画など、いくらでも詳しい紹介がありますね。
良い時代になったと感じます。

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