房総半島沖でレアメタルの鉱床が発見される

房総半島から約350kmの、日本の排他的経済水域内の海底で、白金やコバルト等のレアメタルを多く含む岩石が発見されたそうだ。

房総半島沖に白金など希少金属 近海で資源採取可能に?<朝日新聞>
http://www.asahi.com/articles/ASK6544DWK65ULBJ00G.html

これはすごいニュースだと思う。
房総半島沖であれば、他国との領土問題も(今のところ)無いし、ましてや350kmくらいの距離であれば、これまで発見されていた南鳥島周辺よりは開発しやすい。
採掘コストの問題はあるが、本当にレアメタルが豊富なのであれば、十分「鉱山」として開発可能だと思う。今や日本の金属鉱山は鹿児島県の菱刈鉱山だけなので、これは歴史的なことだと思う。

さて、「コバルトリッチクラスト」なる名前が記事に出てきているが、日本語に訳せば「コバルトが豊富な地殻」ということだ。コバルトってそもそも何に使われているんだっけ?
調べてみると、合金が飛行機のタービン等の機械に使われたり、ハードディスクの磁気ヘッドに使われたりと、わりと現代の生活には欠かせないものらしい。

白金はヨーロッパのディーゼル車燃費不正問題もあり、ここ2年くらい金よりもグラム1,000円以上も安いから、今はそんなに焦って開発しなくてもいいかな、と思ってしまう。

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