初めて聞く言葉なのだが、アメリカあたりでは、夏至に近い時期に低く登る満月がやや赤みを帯びているので、イチゴの収穫に合わせてストロベリームーンと呼ぶらしい。
名前はちょっといい感じではあるが、満月が赤みがかって見えるのは、6月に限らない。
いつでも登り始め、沈みきる前には、大きく赤みがかって見える。
そういえば、月食のときの月は赤銅色に見えるが、これにも理由がある。
地球の真裏で太陽の光が届くはずがないと思いきや、地球大気がレンズの役割をして、太陽光を屈折させた光が届くそうだ。
その光は夕焼けと同じ、波長の長い赤い光なので、月食の月は赤銅色に見えるらしい。
写真は2014年10月の月食で撮ったものです。